鬱! 鬱すぎてうつほ物語になった!w

主に食べたラーメンについて記録を残すために開設されたブログです。他のことも書くかもしれません。

夏時間 -ヤードポンド法よりも数段最悪なやつ-

序論

外国為替市場は,UTC+12のニュージーランド ウェリントン9時(=UTCだと前日21時)に始まり,UTC-5のアメリカ ニューヨーク17時(=UTCだと22時)に終わる. つまり,標準時刻であれば,1日のセッションは前日21時〜当日22時の25時間ということになる(末尾1時間が翌日セッションと重なる). しかし,両地域が同時に標準時刻で運用される期間は,2018年現在,1年を通じて存在しない. 本記事ではこれについて詳しく見ていく.

両地域のロケーションおよび夏時間の実施時期

諸悪の根源はウェリントンは南半球に,ニューヨークは北半球に位置していることであろう. 両地域の夏時間(DST)実施時期は以下のとおりである.

  • ウェリントン: 9月最終日曜日午前2時 - 翌年4月第1日曜日午前3時(現地時間基準) [Wikipediaより引用]
  • ニューヨーク: 3月の第2日曜日午前2時から11月の第1日曜日午前2時 [Wikipediaより引用]

つまり,あり得る組み合わせは以下の3通りである(切り替え時刻については確認不足である).

  • ウェリントンは標準時刻(UTC+12),ニューヨークは夏時間(UTC-4)
    • 4月第1日曜日午前2時(夏時間解除後?) 〜 9月最終日曜日午前2時 (約6か月)
  • ウェリントンは夏時間(UTC+13),ニューヨークも夏時間(UTC-4)
    • 9月最終日曜日午前2時 〜 11月第1日曜日午前2時 (約1か月)
    • 3月第2日曜日午前2時 〜 4月第1日曜日午前2時 (約3週間)
  • ウェリントンは夏時間(UTC+13),ニューヨークは標準時刻(UTC-5)
    • 11月第1日曜日午前2時 〜 3月第2日曜日午前2時 (約4か月+1週間)

日本から見ると

2018年現在,日本では時刻が突然1時間前後したりしない(これは日本の唯一の良いところである).

まず ウェリントンは標準時刻(UTC+12),ニューヨークは夏時間(UTC-4) のパターンでは,朝6時に始まり翌朝6時に終わるセッションとなる.
次に ウェリントンは夏時間(UTC+13),ニューヨークも夏時間(UTC-4) のパターンでは,朝5時に始まり翌朝6時に終わるセッションとなる.つまり1週で121時間市場が動く.
最後に ウェリントンは夏時間(UTC+13),ニューヨークは標準時刻(UTC-5) のパターンでは,朝5時に始まり翌朝7時に終わるセッションとなる.つまり1週で122時間市場が動く.

こう書くとそこまで実害はなさそうだが,週の境目をどう処理しているのだろうかという疑問は残る.TradingViewで確認したところ,ニューヨークが標準時刻(UTC-5)の場合はUTC22時,夏時間(UTC-4)の場合はUTC21時で週を締め切っている.つまり,常にニューヨーク17時の時点で締め切りとしている.だとすると,ウェリントン市場の月曜日9時から(10時or11時)のティックおよびキャンドルはチャートから消えているはずなのだが……

最後に

なんていうか……最悪,この制度は最悪.日本では企業内でなんちゃってサマータイムみたいのを実施していると聞いたことがあるがそういうのでいいんじゃないか,何も国レベルで時刻を変えなくても.ちなみに某日出る国では今現在大して収入も見込めない大運動会のためだけに,コンピュータが浸透しきった現代社会において新規導入しようとか言い出してる.しかも+2時間.

FXに関してはまあ,DST切り替え時刻が全て日曜でセッション外なのでそこだけはよかった.あとは今後検証していきたい.